『オーダーメイドに興味はあるが 注文の手順がわかりにくい。』 という声をよく聞きます。
『ビスポーク・テーラー』とは、お客様と話し合って(be sporken)お求めの洋服をお客様と一緒に創り上げる洋服店を指します。お気軽にご相談ください。
1. ご予約~ご来店/出張
まずはご来店の日時をご予約いただきます。お越しいただく前にお電話・メールにて、お客様のご都合の良い日時をご連絡下さい。
その際、ご不明な点がございましたら、なんでもお聞きくださいませ。豊富な生地を持って、お客様ご自宅まで出張もさせていただきますので、 出張が必要な時は、その旨ご連絡ください。もちろん直接ご来店いただいても結構です。
TEL | 営業時間 |
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06-6271-8251 | 11:00 ~ 19:00 (水・木・土・日曜 定休日) |
※新型コロナウイルス感染拡大防止と安全・安心の確保を考慮し、当面の間の営業時間を11:00~17:00といたします。 |
2. ご面談
服地選び
店内の豊富な着分生地、もしくはバンチサンプル(生地見本)からお客様のイメージに合う生地を探しましょう。
着分生地は実際に肩からかけていただくと、できあがりのイメージが分かりやすいので、お気に入りの生地はどんどん肩にかけてください。
室内の光、窓からの光で色合いの感じ方が変わりますので、ゆっくり、そしてじっくりお選びください。
デザイン決定
スタイルを具体的に相談いたします。ボタンの数や衿の形、全体のシルエット等、お客様との会話を進めながら、1つずつ決めていきます。
決めることがたくさんあるのでお困りになるかもしれませんが、この過程もフルオーダーの楽しみの一つです。もちろん、こだわりのポイントだけをお伝えいただき、それ以外はお任せいただくことも可能です。
採寸
全体の採寸とともに、お客様の体の特徴を把握する大切な工程です。
総丈、上着丈、背巾、肩幅、胸巾、バスト、ウェスト、ウェストバンド、ヒップ、肩の上がり下がり、裄丈、袖丈、腹丈、腹巾、ズボン丈、股下、アームホール、などを最低限計ります。お客様の体型により、さらに採寸箇所は増えることがあります。
採寸を終えると、面談は終わりになります。
3. お仕立て
ライン・カッティング
流行のラインを常に頭に入れて、それをどのようにお客様に応用するか考えながら、ラインを引きます。仮縫い後の補正、数年後の補正のための「ゆとり」を考えながら、機械を使わずにカットしていきます。
仮縫い
「仮縫い」という言葉には二つの意味があります。一つは「裁断した生地をしつけ糸だけで縫い合わせる工程」のこと。もう一つは「その縫い合わせた服をお客様に着ていただいて、補正をする工程」です。
この仮縫いの段階では、まだディテールの変更が可能ですから、実際に着ていただき、感じたことはなんでもお伝えください。必要に応じて中仮縫いも行います。
裏地/釦選定
仮縫いの後は、裏地とボタン選びです。仮縫いの状態の服にボタンや裏地を合わせてお選びいただくと、完成のイメージがつかみやすいです。
ボタンはホーンやナットなどの天然素材をご用意しております。天然素材は使いこむほどに深い光沢が生まれます。裏地はシルク、キュプラ、などの混紡を使います。
本縫い
本縫いは製作工程の中で、最も複雑で長く、縫製・アイロンワークなどの「技」が最も光る工程です。当店ではお客様のご希望と体の特徴を考えて縫製いたします。
お客様の身体に柔らかく、優しくなじむように、なおかつ強度を持たせるために手縫いと足踏みミシンを使い分けながら、一針一針全体の具合を見ながら縫製いたします。
4. 納品
弊店でのお渡し、もしくは、お客様のところまで店長自らお届けに伺います。できあがった服を着ていただき、最終チェックをしていきます。
納品まで、受注後約3~4週間ほど頂戴しておりますので、その点ご了承ください。 また、お客様がお選びになった生地ならではの取り扱い注意点、メンテナンス方法などもお伝えいたします。万が一納品後に不具合がございましても、責任持ってお直しさせていただきますのでご安心ください。